ROUNDDOWN関数の活用法

今回は、エクセルのROUNDDOWN関数の応用的な使い方の紹介です。
Xを眺めているとめちゃくちゃエクセルに詳しい人がノウハウを惜しみなく開陳してくれていて、今回の記事はそこで知った方法の紹介になります。

画像のように出願年があって年代別の集計したいときは、例えば上位3桁を取り出し0を繋げて更に1を掛けて年代の数字に変換するちょっと複雑な数式を作ることで対応できます。しかし、今回紹介する方法では、ROUNDDOWN関数だけでできるというものでした。画像のB2セルの数式は以下となります。

=ROUNDDOWN(A2,-1)

通常、ROUNDDOWN関数は、小数点の何桁目まで残してそれ以下を切り捨てて表示するかを第2引数で指定する関数なのですが、上述のように第2引数をマイナスの値にすることで、西暦の年の1桁の数字をゼロにすることができ、上述したような複雑な変換数式を作らなくても、ROUNDDOWNだけで年代別の数字を作ることができます。

画像の例では、E列以降で年代別の集計をしていますが、このような集計を行う場合に利用することができます。
可読性も上がりますし、エクセルでの数式作成がちょっと楽になりそうです。

今回の記事は以上です。