J-PlatPatの分類コードランキングを少し加工するツール
今回の記事では、いい加減似たようなツールばかり作っているので説明を書くのも飽きてきましたが、J-PlatPatの分類コードランキングの表を貼り付けると件数降順とコード昇順に並べ替えてデータバーでグラフにしてくれる自作ツールを紹介します。
J-PlatPatで検索してヒット数が3000件以下のときには、分類コードランキングという画像に示すようなFIの集計情報を確認できる機能があります。もちろん、このままでも検索母集団に含まれている技術がどんなものであるか理解はできます。しかし、分類の並び順に並んでいないために関連する技術の理解がしにくいとかデータバーのような形で大きさを可視化できる機能がないとか不満に思う部分がありました。
そこで、この表をコピペすることで上記のような処理してくれるツールを作りました。
このツールでは、まずJ-PlatPatでコピーしてきた分類コードランキングの表の部分を「表貼り付け」シートに貼り付けます。
すると、「件数降順」のシートでは並び順を変えずに件数だけ切り出してデータバーを付けて表示します。
そして、「コード昇順」のシートでは、FIの並び順昇順になるように並び替えてくれます。
思いつきで1,2時間程度でさっと作った私はあまり使うこともなさそうなツールですが、J-PlatPatしか使えない環境であれば役に立つかもしれないなと感じています。
また、J-PlatPatの分類コードランキングにもこのぐらいの機能は付けてくれてもいいのかなと思いました。
今回の記事は以上です。
弊所では今回説明したような手法・ツールなど様々な特許情報分析の手法を鋭意開発しており、クライアントの要望に沿った分析手法の開発も行っています(なお、弊所では顧問契約をしていただいているクライアント様には弊所開発のツールを自由に利用して頂いています)。
また、このような分析手法に関する個別指導・セミナーや、個別の分析プロジェクトについても対応可能です。ご相談などありましたら管理人の特許事務所のページからお知らせください。
よろしくお願いします。