ChatGPTでバブルチャートの作図ツールを作る
ChatGPTではオフィスツールのマクロを作ることもできますが、今日はエクセルでマトリックスバブルチャートの作図ツールを作ってみました。
作りたい機能を考えてChatGPTに伝えたら初期のコードができて、実装された機能を見ながら修正したいところを相談するだけでこういうツールを作れるのは本当にすごいですね。
実作業の時間は1時間ぐらいでしょうか。私がVBAを使っていた経験があるので円滑に修正できたという面もありますが、かなり効率的にコーディングできていると思います。
このツールでは、エクセルのグラフ機能で作ろうとすると結構大変なマトリックスバブルチャートを、セルに丸のオブジェクトを配置することで代替的に実現しています。
具体的には、複数のセルの範囲を選択して作成ボタンを押すと、選択した範囲の最大値に対する比率で面積を設定しマトリックスバブルマップを作成してくれます。
このツールでは汎用性を考えて選択している範囲のセルのみにバブルを作図させるようにしています。図のような場合には枠線の内側を選択して作図させます。
有償ツール(例えばパテントマップEXZ)のようにバブル内をパイチャートに分けて権利の維持状況などを表示するような機能はさすがに実装できないので、1枚のチャートから件数とステータスの両観点でデータを把握するようなことはできませんが、有償ツールを使わなくても簡単にグラフが描けるのはいいですね。
ChatGPT-4を使っていてマクロツールの作成に興味ある方はぜひ試してみてください。できることの幅がとても広がると思います。
今回は以上です。