ChatGPTに関数の使い方を教えてもらう(MATCH関数での範囲指定方法)

今回の記事では、ChatGPTに教えてもらったMATCH関数のちょっと変わった使い方を紹介します。

「ちょっと変わった」というのは、通常のMATCH関数の使い方としては1つの値を指定して指定範囲から一致するセルの番号を求めるんですが、範囲で指定された値に一致するセルの番号を探すようにする点です。

これについて、少しGoogle検索で調べても見つからなかったのでChatGPTに聞いてみました。するとこんな回答が


1つ目の質問では聞きたいことをうまく指定できていなかったので一般論が返されましたが、2つ目の質問でより詳しく質問することで、意図する回答が返ってきてMATCH関数で第1引数を「TURE」とし第2引数で範囲指定をすればよいことがわかりました。

この回答の数式をエクセルで実際に使ってみると以下のようになります。


第2引数で指定している「5より大きい」数字である「6」が現れるセルの指定範囲における番号がちゃんと返されていますね。

MATCH関数はそれだけだとあまり使える関数ではないのですが、INDEX関数と組み合わせることでLOOKUP関数のように使うことができます。
さらに、今回のようにMATCH関数で範囲指定することで、範囲で検索対象を指定し、これにマッチする対応するデータを読み出すような処理ができるようになります。

たまに、このような少し変わったニーズがあるのでGoogle検索で見つからないときはChatGPTに聞くのもいいですね。

 今回の記事は以上です。

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